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専面?壁芯?公簿、登記……面積のあれこれ、解説します!
こんにちは、日本住販です。
前回に引き続き、不動産のチラシに出てくる用語の解説をしていこうと思います。
物件が掲載されているチラシには、建物や土地の広さが記載されていますよね。
例えば「土地42.3㎡」「建延43.38㎡」「専面67.9㎡」などなど……
物件の種類によって表記や意味が変わってきますが、どれも広さを表しています。
では、どれが何のどんな広さを表しているのでしょうか?
今回はそんな不動産の広さ表記の読み方についてお話していこうと思います!
1. 土地の広さ
土地の広さ表記には「敷地面積」「土地」などがあり、
「実測」「公簿」で意味合いが変わってきます。
「実測」とは測量士による測量で算出された面積の事です。
費用などの問題からあまり見かけることのない表示ですが、現状の正確な数値を知ることができます。
「公簿」とは土地の登記簿に記載されている面積の事です。
多くの広告はこの公簿面積を表示しています。
2. 戸建ての広さ
戸建ての場合は、土地の広さに加えてもう一つ、
「延床面積(のべゆかめんせき)」というものが表記されます。
別の表記に「建延」「建物面積」などがあります。
(「敷延(敷地延長)」は意味が大きく違います)
延床面積とは、建物の各階の広さを合計したものです。
例えば二階建ての家で一階が36.5㎡、二階が30.9㎡の場合、延床面積は67.4㎡となります。
各階の広さも登記簿に表記されており、その広さが広告に表記されています。
3. マンションの広さ
マンションなどの区分所有されている不動産は、延床面積の表記がありません。
代わりに「専有面積」と呼ばれる、自分だけが使える部分の面積を表記しています。
チラシでは「専面」などと略されているところをよく見かけますね。
専有面積の表記には二種類あり、「壁芯(へきしん)」か「内法」または「登記」かであらわされています。
「壁芯」とは壁の中心から測った広さの事です。
マンションの広告にはたいていこちらの広さが表記されていますね。
「内法」「登記」は壁の内側から測った広さの事です。
マンションで実際に使用するスペースの広さや登記簿に記載されている広さはコチラです。
また、住宅ローンの審査なども登記の広さが参照されますね。
公簿も同様の意味を持っています。
ちなみに、マンションではバルコニーの広さも表記してあります。
「バルコニー」や「バル」と書いてあれば、それがバルコニーの面積です。
不動産の広さ表記にはいろんな種類がありますね。
今度不動産のチラシを読むときは、ぜひ広さにも注目してご覧になってみてください♪
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