【京都市版】不動産を早期売却することで問題を解決できた事例

●売却物件 概要

所在地	京都市右京区	種別	一戸建て
建物面積	118.37㎡	土地面積	101.56㎡
築年数	51年	買取価格	2,000万円
間取り	5LDK	その他	―

●相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は京都市にお住まいの60代H様です。
お母様が亡くなり、市内にあるご実家を相続しました。
H様は今後、ご実家に移り住む予定がないので売却することにしました。

しかし、H様は会社から転勤の辞令があり、3ヶ月後には市外へ引っ越さなければなりません。
あまり時間がないため、H様はできるだけ早く売却を進めるため、早速不動産会社に相談することにしました。

引っ越しまで時間がないので実家をなるべく早く売却したい。

H様は早期売却が得意そうな不動産会社をネットで検索し、その中で

• サイト内に「即現金化！」と書いてあった
• 不動産取引の実績が豊富だった

上記2点を魅力に感じた京都不動産買取相談センターに相談することにしました。

H様は早期売却を希望されていました。
そのため、弊社では「買取」を提案しました。

「買取」は不動産会社が物件を直接買取ることです。
その際にかかる修繕費用や解体費用を差し引いた価格での取引になるため、「仲介」と比較すると、どうしても売却価格が相場よりも2～3割ほど安くなってしまいます。

しかし、ケースによっては「買取」が適切な選択肢のときもあります。

1．「買取」に向いているケース

1. ①早急に現金が必要なとき
   相続税や借金返済の期限が迫っている場合や転勤や住み替えで早くまとまったお金がほしいとき、買取なら最短数日〜1ヶ月程度で現金化できます。

2. ②売却時期・期限が決まっているとき
   転勤や進学、住み替え、相続税の納付などで「〇月までに現金化したい」「売却したい」といった期限がある場合、仲介では買主探しや契約・引渡しまでに時間がかかり、間に合わないこともあります。

   一方、買取なら不動産会社が直接購入するため、契約から決済までのスケジュールを柔軟に調整でき、希望する時期に合わせて売却を完了させやすいです。

3. ③売却後のトラブルを避けたいとき
   仲介では売却後に「雨漏りがあった」「シロアリ被害がある」などと売主が契約不適合責任を追及されるリスクがあります。 買取なら業者がリスクを引き受けるため、売却後に責任を問われにくいです。

4. ④周囲に知られず売りたいとき
   仲介では広告・チラシ・ネット掲載で広く告知されます。

   一方、買取なら広告活動なしで直接売却できるので、近所や親族に知られずに処分可能です。 離婚・相続・資産整理などプライバシーを重視したい方に向いています。

5. ⑤売りにくい・難あり物件を処分したいとき
   築年数が古い家や再建築不可物件、事故物件といった一般の買主が敬遠しやすい物件も、不動産会社によっては買取で対応してくれるところがあります。

6. ⑥内見対応や片付けの負担を減らしたいとき
   仲介では複数回の内見があり、掃除や立会いの手間が必要ですが、買取なら不動産会社が現況のまま買うため、荷物撤去や清掃を最低限に抑えられます。

2．「結果」

H様は「なるべく早く手放すこと」を優先されたため、弊社の提案に納得され、「買取」を選択されました。

H様は希望されていた期限内に現金化することができました。
引っ越しを機に、家電を買い換えたいとのことだったので、そちらの購入費用に充てられると満足されていました。

●売却物件 概要

所在地	京都市北区	種別	一戸建て
建物面積	112.57㎡	土地面積	128.02㎡
築年数	49年	買取価格	1,410万円
間取り	3LDK	その他	―

●相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は、京都市にお住まいの60代E様です。
数年前に市内にある空き家を購入されました。

空き家は、再建築不可物件だったので、退職後に軽微なリフォームを施し、趣味を楽しむ場所として使用する計画を立てていました。

ところが最近、奥様の持病が悪化し、入院されることになり、今後の経過によっては大きな手術が必要になる可能性もあるそうです。
E様は治療費や手術費用に備え、まとまった資金を準備する必要性を感じるようになりました。

そこで、資金確保の手段として、現在所有している空き家を売却する決断をされました。
奥様の手術がいつになっても対応できるよう、E様はできるだけ早く現金化したいと考え、最初に相談した不動産会社を通じて売却活動を開始しました。

しかし、なかなか買い手が見つからず、半年が経過。
加えて、不動産会社からも特に進捗の連絡がなく、不安に感じたE様は、他の不動産会社への相談を検討することにしました。

奥様の治療・手術費用に備え、まとまった資金を得るために空き家を売却したい。

E様は京都市でなるべく早く売却してくれそうな不動産会社をネットで調べ、その中で

• サイト内に「他の不動産会社で売れなかった物件」も買取ってくれる

という内容が記載されており、迅速に対応してくれそうと感じた京都不動産買取相談センターに相談することにしました。

E様は、空き家を「なるべく早く売却したい」という気持ちから最初に相談した不動産会社で売却活動を開始されました。
しかし、買い手が現れず、逆に売却が長期化するという事態に陥っていました。

不動産を売却する際は以下のポイントを重視して、依頼する不動産会社を決めましょう。

１．早期売却が目指せる不動産会社の選び方ポイント

1. ①実績と対応スピード
   「どれだけ早く売れるか」は、不動産会社を選ぶうえで非常に重要なポイントです。

   • 査定の対応が即日可能か、契約まで数日で進められる体制があるか
   • 「買取保証付き仲介」

   など、万一売れなかった場合への備えがあるかも確認したいところです。
   迅速さと安心感を兼ね備えたサービスを提供している会社が理想的です。

2. ②地域に関する知識と販売実績
   地域密着型の会社は、エリア特有のニーズを把握しているため、販売活動に強みがあります。

   • 地域の相場や購入者の傾向を理解しているか
   • 過去にその地域での売却実績を示してくれるかどうか

   地元に詳しい会社であれば、適正な価格設定や効果的な販売戦略を立てやすくなります。

3. ③査定価格の信ぴょう性
   提示された査定額が相場から大きく外れていないかは要注意です。

   • 周辺エリアの相場と比較して極端に高すぎたり安すぎたりしていないか
   • 査定価格の根拠をきちんと説明してくれるかどうか

   「なぜその金額になるのか」を理解できると、安心して判断ができるようになります。

4. ④担当者の対応力と信頼性
   売却を成功に導くには、担当者の対応力が非常に重要です。

   • レスポンスが早く、説明が丁寧でわかりやすいか
   • 清掃、価格調整、販売戦略など、早期売却に向けた具体的な提案をしてくれるか

   担当者の行動力や提案力、そして親身な姿勢が、信頼できる会社選びのカギになります。

２．「結果」

弊社は、E様の事情を伺ったうえで、すぐに現地調査と査定を実施した所、仲介でも短期間で売れる可能性がありました。
E様へは、1ヶ月は仲介で売りに出し、その期間で買い手がつかなかったら弊社が買取るという下取り保証の提案をさせていただきました。
E様は、お金が1ヶ月後に入ることが決まっているのならとご了承いただき、売却を開始。

売り出してから1ヶ月足らずで買い手がつき、E様は「売りに出してもいつ現金が準備できるかが決まっていたので、安心できた。買った時と同じくらいの価格で売れたのが本当にありがたい。」と喜ばれていました。

●相続物件 概要

所在地	京都市左京区	種別	一戸建て
建物面積	92.45㎡	土地面積	85.12㎡
築年数	46年	買取価格	1,520万円
間取り	5LDK	その他	－

●相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は京都市にお住まいの60代のY様です。数年前にお子様の独立をきっかけに、ご夫婦二人で暮らしやすいマンションへ住み替えをされました。

以前お住まいだったご自宅は思い出の詰まった場所のため、当初は「いつか子どもが戻ってくるかもしれない」「セカンドハウスとして活用できるかも」と考え、そのまま保有を続けていました。

しかし、実際には使う機会がなく、最近では雑草が伸び放題になったり、ごみの不法投棄が発生している状況です。
Y様は、手入れや管理にも体力がかかりこれからも続けていけるのかという不安と、近所の人に迷惑をかけたくないという思いから売却をすることにしました。

家の管理に手が回らない。近所の人に迷惑をかける前に売却したい。

Y様は近くの不動産会社にいくつか問い合わせ、その中で、

• 担当者の感じが良く、話しやすかった
• 状態の悪い物件も取り扱っており、対応してもらえそうだった

上記2点で相談しやすいと感じた京都不動産買取相談センターに相談することにしました。

Y様の所有する空き家は、雑草が伸びていたり、ごみの不法投棄などが発生している状況です。
Y様は「売却を検討しているが、思い出のある場所なので手放すのに抵抗感がある」ともおっしゃっていました。

しかし、状態の悪い不動産を保有する場合は手間や費用がかかるため、あまりおすすめできません。

1.状態の悪い不動産を保有する費用と手間

状態の悪い不動産を保有する場合は以下の費用と手間がかかります。

• 固定資産税・都市計画税
  毎年課税される。
  また、空き家を放置した結果「特定空家」に指定されると、固定資産税の優遇が外れて税額が最大6倍になることもある。

• 清掃・草木の手入れ
  害虫・ご近所トラブルの防止につながるが、定期的に行うことが重要なため、体力的負担がかかる。

• 建物の点検
  雨漏りや外壁材の落下といった劣化があると、通行人に被害を及ぼす可能性があるので早めの修繕が大切。
  また、シロアリ被害といった簡単には見つけることができない内部の劣化があるため、業者に点検に来てもらう必要性がある。

Y様の空き家については、今から手を加えて整備しようとすると、かなりの手間と時間がかかることが想定されます。

また、今回のケースのように空き家放置すると、近隣トラブルも起こりやすいです。
倒壊や屋根材の落下で隣家や通行人に被害が出た場合、損害賠償責任が生じたり、火災が発生して延焼した場合も同様に、近隣から訴えられる可能性があります。

2.「結果」

Y様は弊社の説明を受け、空き家を保有する際の手間やコストの負担を具体的に理解できたことで、気持ちの整理がつき、売却する決心がつきました。

Y様は「早く不安なことを解消したい」とのことで、弊社での買取を選択されました。

売却代金は今後の生活資金に充てられ、「近所に迷惑をかけてしまうのではないかと不安になることもなくなり、精神的にも解放された」とご満足いただけました。